 部活動合同トレーニング(2)
4月から細かい問題が発生し、時には、対応の仕方に不安を抱かれた保護者から、担任や学年主任等にお叱りをいただくことが多々ありました。学校には、約500名近い生徒がいます。思春期真っ盛りの中学生です。自分のこと、家族のこと、友達のこと等悩みが多い生徒の集まりですから、どんなに注意していても、人間関係のトラブルは起きてしまいます。職員は、生徒のことを真剣に考えて、少しでもより良い対応になればと全力で対応してきました。しかし、保護者の皆様には、時として納得できないこともあったかと思います。人間関係のトラブルでは、加害者、被害者として対応しても、両者とも本校の愛する大切な生徒なのです。問題解決後も、学校の仲間として必ず一緒に生活をすることになります。再度のトラブルを防ぐために、遺恨を残すことはできません。ですから、関係した生徒が互いに納得するために、かなりの時間を要することもあります。社会や世間の常識的な対応が困難な場合もあります。保護者の考え方も一様ではありません。でも、学校を信じてください。まずは、学校に連絡して、相談してみてください。ドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった、全国高校ラグビーで4度の優勝を誇る京都の名門伏見工業高校の山口良治総監督は、「信は力なり」と語っています。まずは、学校を信じること、信頼することが今最も必要なことだと思っています。保護者の皆様、どうかよろしくお願いいたします。
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