 学習改善要請訪問 理科公開授業(2)
中学校3年生時、地元の安塚高等学校松之山分校に進学すると決めていました。将来は、役場か農協に入って仕事をしながら、家業の農家を継ぐつもりでした。松之山分校はいつも定員割れだったので、不合格になることはあるまいと高をくくっていました。ですから、入試当日まで、全くというほど勉強をすることもなく、気楽に過ごしていました。 入試当日、落ちる訳がないと思いながらも、いざテストが始まると、ものすごい緊張感とプレッシャーで、頭は真っ青になり、時間ばかりが過ぎていきました。1時間目の国語が終わり、2時間目の数学の頃には、緊張がピークとなり、ほとんど問題が解けない状態に陥り、その後の社会、理科、英語については全く覚えていません。しかし、そんな状態でも運よく合格できました。しかし、高校へ入学して初めて担任と面談した時、「あなたの入試の点数はとても低くひどかったわね。」と言われ、赤っ恥をかいたことを、今も鮮明に覚えています。
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