校長室から__

学校だより12号 希望に満ちた新たなスタートを 学校長 相澤 顕



 本日の離任式をもちまして、令和5年度が無事終了いたしました。保護者の皆様の温かいご支援に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 去る3月8日に、ご来賓の皆様、多くの保護者の皆様に見守られる中、感動の涙と温かい拍手に包まれながら145名の卒業生が巣立っていきました。私は式辞の中で「人生の最も苦しい嫌な辛い損な場面を真っ先に微笑を以って担当せよ」という言葉を卒業生に贈りました。これからの社会は何を信じ、何を拠り所にして生きていったらよいのか、元旦早々の大地震のように何が起きるか予測不能の社会です。しかし、例え、どんな社会になったとしても、贈る言葉の通り、どんなに苦しい時も尻込みせず、前向きに笑顔で真っ先に行動してほしいという願いを伝えました。東中生なら、きっとたくましく生きていってくれるでしょう。



 さて、この一年を振り返ってみますと、東中創立45周年記念にふさわしい生徒会活動の充実、燃えた体育祭・音楽祭、部活動での大活躍と県内外に名を轟かせ、素晴らしい成長を見せてくれました。その反面、精一杯のつもりでも私たち教職員の指導が行き届かず、様々なトラブルで悲しい思いや不安を感じさせてしまった生徒や保護者の皆様には深くお詫び申し上げます。



 私にとって、4回17年目の勤務、そして校長として最後、退職の年でした。色々な教育活動を通して、改めて東中生や保護者、地域の皆様の素晴らしさを強く感じた1年でした。全ての皆様に感謝して、今年度をしっかり反省し、次年度に向けて、しっかり準備と引継ぎをしたいと思っています。本当にありがとうございました。
 最後になりましたが、東中生の皆さん、春休み中でも悩み事や困っている事が生じたら学校の先生に遠慮なく相談してください。いつでも皆さんの協力者、支援者でいるつもりです。
 そして来たる4月、それぞれ新たな目標をもち、希望に満ちた生活をスタートさせましょう。生徒一人一人の成長を大いに期待しています。


2024年03月29日