校長室から__

学校だより5月号(第2号) うれしい喜びを積み重ねて 校長 相澤 顕



級長任命式

 青葉若葉を渡る風に夏の気配を感じる頃となりました。令和5年度がスタートして、早2ヶ月が経ちました。1年生を加えた新体制での各部活動も軌道に乗り、生徒総会など生徒会行事も予定通り実施できています。今後も生徒が楽しく元気になれる学校を目指し、職員一同全力で取り組みます。温かいご理解、ご支援をお願いいたします。
  さて、新年度が始まり、以下のようなうれしい生徒の姿がありました。



あいさつ運動

・1つ目は、「自分を変えようと努力する生徒が多いこと」です。
 4月スタートから、遅刻する生徒はほとんどいません。授業中は大変落ち着いていて、学習に集中しています。集会では、先生の話をしっかり聞いています。自分から話し掛けて友達と関わろうとする生徒、別室登校から教室に入って頑張る生徒、昨年度より登校日数を増やそうと努力する生徒がいます。新年度を迎え、自分を変えようと努力している姿があちこちで見られます。大変素晴らしいです。
 先日の1年生の学年集会では、集合完了5分前に、先生がまだ誰も来ていないのに、整然と整列して待っていたそうです。1年部の先生方は大変驚き、過去の1年生の中で1番立派だったと私に報告してくれました。このことは、私もとてもうれしく、小学校にも伝えました。小学校の先生方も大変喜んでくださいました。

・2つ目は、「あいさつ等、愛想が良い生徒が多いこと」です。
 登下校の時だけでなく、廊下で会っても授業を見に行っても、明るく元気にあいさつしたり手を振ってくれたりする生徒がたくさんいます。そして、時には、昼休みに校長室に来て、楽しい話をしてくれます。東中生は、本当に人懐っこくて愛想の良い生徒が多いです。

・3つ目は「進んで人のために働く生徒がいること」です。
 日頃の清掃活動や委員会活動など、積極的に働く生徒がたくさんいます。PTAなどの会議がある前は、進んでパイプいすを並べてくれたり片付けたりしてくれます。さらに驚くのは、毎日朝登校してから、生徒玄関前をきれいに掃除してくれている生徒がいることです。人のためになる行いを進んでする生徒の姿に本当に感動しています。



玄関清掃(ボランティア)

まだ2か月しか経っていませんが、東中生としての最高の姿を見せてくれています。しかし、思春期真っただ中の中学生が475人も集まって生活していると、時には、悪ふざけからいじめに発展するなど、様々なトラブルが起きたり、色々なことで悩んだりすることもあるでしょう。そんな時は、どんなささいなことでもお話しください。子どもたちが、仲良く楽しく学校生活を送るために、保護者の皆様と手を携えて解決策を見付けたいと思います。そして、うれしい喜びの出来事を積み重ねて、全ての生徒にとって楽しく充実した1年になることを願っています。


2023年06月07日